幼なじみは俺様彼氏
…。



「ねぇ、奏汰。」

「はい…。」

「さっきから奏クンへの視線ハンパないよ?…カナちゃんからの。」

「…すいません。」





謝るなぁ!!




教師のくせにケバイよ!!




スカート短いよ!!




胸元開けすぎだよ!!





…でも、教頭男だから怒らないんでしょうね…。





「男なんか!!」

「楓〜…。」





イライラする!!




「あたしあのクラスでやってけます?」

「…頑張って。」





はぁ〜〜…。




奏汰が女遊びなんかするから…。





「何番目?」

「は!?」

「声大きいよ。カナちゃんは何番目?」

「実はさ…一番だったりじゃなかったり?」

「!?」

「いや、まぢ心からじゃなかったけど。好きはずっと楓だけだったし。」





あ、なんか許しそう。




ってか…一番…。





「奏クンの初めて…。」

「昔の過ちです…。」





もう、まぢでムリかも…。




わかってるよ、昔のことだって。




わかってるけど!!





イライラする〜!!




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