幼なじみは俺様彼氏
「はーい。」

「あ、俺。」

「奏汰!?浮気のお誘い?」

「違うから。やっぱこのままじゃ良くないから、楓と3人でちゃんと話したい。」

「えぇー…。」





ここで嫌がる!?




めんどくせぇ女だな…。





「大人だろ?それくらいちゃんとしろ。」

「わかったわよ…。明日の夜、どっかの店の個室とっとく。」

「じゃ。」





個室ね。




予想外。




「楓、明日の夜な。」

「わかった…。」

「大丈夫だから。」

「頭撫でて…?」

「はいはい。おいで。」




俺の横に小さく座る楓。




何これ、カワイイ。




頭撫でてやったら超笑顔。




「楓こっちおいで。」




楓の指定席。




俺の脚の間。




んで、後ろから抱きしめる。





「先生にもこういうことした?」

「してない。カナとは…ってか楓以外の女とは会ったらヤるだけだった。」

「最低〜。」

「キライ?」

「大好き〜!!」





まさに初恋。




仕方ない。




ガキの頃から好きだったから。




他なんて見てもいなかった。




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