幼なじみは俺様彼氏
「ねぇ、奏汰…。」

「ん?」

「あたしも大人っぽい格好のほうがいいかな!?」





楓は普通に今流行りのファッション。




親父と勉強してるだけあってオシャレ。





カナはまぁ…色気タップリ系?





「いいの。充分カワイイし。」

「ん〜…。」





俺は適当。




ダサくない程度に適当。




だって、俺が流行りをつくるから!!





「あ、奏汰!!いいこと思い付いた。」

「なに?」

「髪をね?ワックスで〜…こう!!良くない?」





慌てて鏡を見る。




うおっ!?




超イイ…。





「これ…ハマった。」

「まぢ!?やった!!」




楓の新たな才能発見!?




そのとき、ちょうど鳴ったチャイム。




ついに、来ましたね。





「楓、行くぞ。」

「うん!!」





ドアを開けたら、派手な車が一台。




なんともカナらしい。





「はやく乗って。」





後ろに楓と座る。




「奏汰、助手席来ればイイのに〜。」





いきなり爆弾落としやがった!!




楓がコワイ楓に戻ってるし…。





< 299 / 446 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop