幼なじみは俺様彼氏
「楓、行こ?」

「うん。」




テレビの前のソファーから、ご飯を食べるときのテーブルに移動する。




奏汰…なんでこっち見ないの?





「奏汰、話せ。」

「まず…謝りたいんだけど…1人で勝手にアメリカ行き決めました。すいませんでした…。」





アメ…リカ?




なにそれ…。





詳しく話を聞いてると…。



奏汰にアメリカでの活動の話がきてて、誰にも言わずに昨日返事したんだとか。




誕生日してたじゃん…。




報告ってそれ?





でも、今日海クンにバレて事務所で話し合ってたらしい。





「ふざけんな。」




最初にそう言ったのは香保里チャン。




「アメリカどうこうってよりさ…なんで今日の話し合いにもあたし呼ばれないわけ?海もだよ。あたしこれでも母親だよ!?」

「「ごめん…。」」

「もういい!!勝手にしたら!?帰ってこなくてもいい!!」





香保里チャンは走って自分の部屋に入った。




香保里チャン泣いてたよ?




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