幼なじみは俺様彼氏
「あの…迷惑すぎてウザイんですけど。」

「わぁ、直球〜。」





なに言っても流すし。




ホントにこの人ヤダ…。





「あの…噂みたいなことしたいなら、他当たってください。」

「今の俺はKAEがいいの。」

「今のあたしはイヤで仕方ない。」

「生意気。」





どうしよう、この人会話できない人だ…。




もうすぐ家見えて来るし…。




同棲してるのはもう世間にバレてるからいいけど…。




場所までは…。




海クンもいるし。




あたしは家から少し離れた場所で立ち止まった。




「いい加減にしてください。まぢで迷惑です。」

「かわいくねー…。」

「ならどっか行ってください!!」

「その目、気に入らねぇ。時間かけて落とそうと思ったけど…ムカツクからお前壊してやる。」

「は!?何言っ……」





ちょっと待って…。




あたし今何されてる!?





顔が近づいてきて、唇が…。




キス…されてるの?





「や…めて!!」

「はっ…!!なにその目?そのうち…罪悪感に苦しんで俺んとこ来るよ。」





そう言ってハルミさんは立ち去った。





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