幼なじみは俺様彼氏
でも一応洸輔に電話してみる。





「もしもし。今ヒマ?ヒマだよな!」

「え、なに、わざわざケンカ売るためにかけてきてくれたの?」

「ちげぇって!!最後まで聞けよ。」

「まぁ…どーせヒマだからいいけど。」





やっぱりヒマなんじゃん!!




つか、俺が時間ない。




さっさと話そう。





「楓のことでなんか聞いてない?」

「楓?聞いてねぇけど。」

「まぢか。ならいいわ。ありがと。」

「…あ。」

「なに!?俺時間ないから思い出したならはやく!!」





自分でかけたくせにって我ながら思う…。





「なんかハルミってモデルが楓に超アタックしてるらしい。噂ではキスしたとか…。」

「はぁ!?」

「いや、あくまで噂だからな!?」

「…わかった。ありがと。じゃあな。」

「じゃあ。」





洸輔との電話を切ったらそく仕事。





このときだけはイヤでも忘れなきゃいけない。











「おつかれさまでした!!」

「おつかれ。」





アメリカでも一気に人気があがってきた俺。




自分で言うのもアレだけど、俺けっこー人気急上昇。


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