幼なじみは俺様彼氏
あたしは窓から傍観。




って…あれ?




あの人見たことあるような…。





香保里チャンがなんか言って、男の人も言い返してる。




ん?




え、香保里チャン連れてきてない!?





「な、なにがおこったの!?」




慌てて玄関に行ったらちょうど香保里チャン達が入ってきた。




「あ、楓!!アンタの知り合いだっていうから連れてきた!!」

「え!?知らないよ!?」





騙されたんじゃ…。




思わず身構える。





「俺だよ、KAE。」

「…げ。」

「素直だな…。」





帽子とサングラスを外したら、そこにいたのはハルミさんだった。





「なんでここがわかったんですか…。」

「俺ってスゴイよねー。」

「はぁ…。香保里チャン、追い出してよ。」

「えぇ!?わけがわかんない。」





わからなくていいよ…。





大人の事情デス…。





「追い出すなよ。迎えに来てやったんだから。」

「キモイ!!ってか奏汰にはもうハルミさんのこと言った。」





ハルミさんは一瞬驚いた顔をした。




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