幼なじみは俺様彼氏
それからいつもの顔になった。




「意外と絆固いのか…。」

「諦めてくれました!?」

「まさか♪」





この人にはなんて言えばいいんだろう。




なに言っても流されるのかな?





「ホントにしつこい!!ここはあたしだけの家じゃないんだよ!?」

「教えたりするわけねぇじゃん。ま、いーや。今日は帰ります。お邪魔しました。」

「あ、はーい。」





ぼーっとしてた香保里チャンが手を振った。





そんな必要ありません!!






「ふぅ…で?あの人誰?」

「新人モデルのハルミ。あたしより年上かな。あと、しつこくてウザくて会話出来ない。」

「随分嫌ってるね〜。」

「…奏汰にはもう言ったから安心してね?キス…されたの。」

「え…。まぢで!?」

「まぢで。でもいい噂ないらしいし、あたしあの人キライ。」

「わかった!!もう家入れないです♪」






安心した〜!!




これにこりて近づかないでしょ!!








と、思ったあたしがバカでした…。




それからもハルミさんはしつこくあたしに話しかけてきた。




うざいよ〜!!




はやくアメリカ行きたい〜!!




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