幼なじみは俺様彼氏
◎奏汰



楓に一人で歩くなって言ったけど…心配。





アメリカは物騒だから。





「奏汰。どうしたの?」

「祥か…。今日から楓がアメリカに何日かいるんだよ。」

「良かったじゃん。」

「良かったけど!!心配…。」





俺がそう言うと、祥は笑いだした。




「なんだよ!?」

「いや、こんな奏汰初めて見たし!いつも俺様だからさ。」

「うるせぇ!笑ってんじゃねぇ。」





だって心配…。




夜には会えるからいいけど。




今日は楓のホテルに泊まってやるんだ…。




頑張った俺へのご褒美♪




楓に消毒もしなきゃいけないし。





いっそハルミに電話してやろうかな…。





「奏汰、もうすぐ出番だって。」

「…よし!!」




切り替え完了!!




仕事4本くらいすぐ終わらせてやる!!





祥がなんか笑ってたけど。




「奏汰イイネ!!」

「ありがとうございます!!」








結局、夜の7時に終わったすべての仕事。




ダッシュで楓のホテル!!





ホテルについたのは7時半だった。






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