幼なじみは俺様彼氏
用意をしたら、一緒にホテルを出た。





明日の夜には楓帰るのか…。





楓と別れてから考えてみると、もうすぐ楓の誕生日。




しかも、付き合って1年は過ぎてた。





はやいもんだな…。





俺はこのままアメリカだから、楓が帰るときなんか渡すか…。






考えながら歩いてると、後ろから肩を叩かれた。






「奏汰!」

「!?…お前誰?」

「やっぱ知らねぇか〜。」




この日本人誰?




いきなりすぎだろ…。





つか、俺も素で言っちゃったし…。




ただ嫌なカンジがするのは確か。





「自分の名前名乗るクセつけろよ。」

「あー。そっか。俺はハルミ。一応モデル。生奏汰カッコいいな。」






ハルミ…?




とっさに楓から教えてもらった特徴を見ていく。




コイツ、あのハルミだ…。




わかってて言ってんな、コイツ…。





「アンタがハルミか…。」

「へぇ、知ってるの?」

「もちろん。愛しの彼女から教えてもらったから。ストーカーちっくなハルミくん♪」

「お前、周りから聞いてた態度と違う。」


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