幼なじみは俺様彼氏
しばらく歩いて楓の家につく。





相変わらずデカイ家…。




両親2人とも海外で働いてるだけあるわ…。





「じゃあね。あ、明日仕事だっけ?」

「あぁ。学校行けねぇ…。」

「あはは、頑張って!!」

「俺がいない間は男に気をつけろよ?」






楓はワケわかんない顔をしながらうなずいた。





まぁ、洸輔…いや、神楽がいるから大丈夫だろうけど。





「じゃあ。」

「あ、待って奏汰!!」

「なに?」





柄にもなく離れたくなくなるじゃん。





「…。」

「楓ー?」

「……。」

「カエちゃーん?」

「………。」




意味わかんねぇ!!





顔赤いし…。




ん?




あぁ、そういうこと…。





「なんもないなら俺帰るよ?」

「…あのね。」

「なに?」





また黙りこくる。





「じゃあね。」

「待っ……ん…。」





振り返ってキスをした。




「寂しがり屋なカエちゃんはこうしてほしかったんだろ?おやすみ。」

「バカ奏…。」





照れた顔見れて大満足♪





楓の頭を撫でて家に帰った。


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