幼なじみは俺様彼氏
そうだけど…。




さっきの様子からして奏汰絶対イヤだったじゃん…。





「明日楓の仕事見に行っていい?」

「え!?」




奏汰が見てくれるのは嬉しいけど、ハルミさんが…。




「どーせハルミ来んだろ?」

「ぅえっ!?なんでわかるの!?」

「俺だから。」





奏汰にはなんでもお見通しか…。




「でも午後までやるよ?」

「明日は休みにしてやった!社長が驚いてた〜。」

「なんで!?どうしたの!?」

「カエちゃんが心配だからに決まってんじゃん。」





ホントにあたしの為なんだ…。




申し訳ないけど嬉しい。





「疲れた…寝る…」

「おやすみ、奏汰。」





奏汰はすぐパタッと寝た。




キスもしないって相当疲れてたんだ…。






あたしは明日帰るけど、奏汰はまだまだこっち。





奏汰を不安にさせたくないし、あたしだって不安になりたくない。





今回はあたしだったけど、奏汰にだって言い寄ってくる人はたくさんいるでしょ?




しかもナイスバディの…。




あたしだって心配なんだよ?




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