幼なじみは俺様彼氏
「奏汰から離れないから…奏汰も離れないでね…?」




寝てる奏汰の耳元にそう呟いて隣に寝た。







朝、物音で目が覚めた。




「奏汰…?」

「ん?おはよ。俺ちょっと出てくるから。」

「どこに?」

「寮。頼んでたモノがはやく届いちゃってさ。」

「あたしもうすぐ仕事行くよ?」

「楓の仕事場に直行することにした。じゃ行ってきます。」





そう言ってあっという間に出ていった。





結局1人かぁ…。




後から来てくれるらしいからいいんだけど…。





…よし!!



せっかくのアメリカでの仕事だから頑張る!!





昨日よりも気合いを入れて仕事場に向かった。





「KAE、今日も頼むよ!!」

「はい!!」





なぜか既にハルミさんがいて、あたしを見てる。




でも今日は奏汰も来るもん!!





撮影が始まってしばらく経った。




その時、場が一気にざわめいた。




理由は1つしかないよね!




奏汰のご登場♪





「なな、なんで奏汰が!?KAEなんか知ってる?」

「あたしの彼氏だからじゃないですかね?」

「えぇぇぇぇ!?」





アメリカではやっぱり知られてなかったか…。




ってことは、やっぱり奏汰モテまくってる〜…。





「今日は彼女の仕事を見学に来ただけなんで…言わないでくださいね?」

「「もちろん!!」」





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