幼なじみは俺様彼氏
「奏汰スゴいね〜。驚いた。」

「前から思ってたんだけど、俺に「サン」とかつけろよ。三流。」

「うっざ〜。」





うざいのはハルミさんでしょ!!





邪魔しないでよね〜…。





「KAE、俺同じ飛行機だから。」

「は!?…ってか、待って!なんでホテルとか撮影場所とか飛行機とか知ってるの!?」





知りすぎてて怖いんですけど…。




社長は絶対口外しないし…。




奏汰も疑いの眼差しでハルミさんを見た。






「今さら?今KAEが撮ってる雑誌やポスターを出してるのは俺の親父の会社なんだよね〜。」

「うそ!?」

「ホントホント。たまたま選ばれたのがKAEでさ、運命感じない?」





感じないから!!




ってか…社長ってそんな知ってるもんなの!?




ってか教えちゃうの!?





さすが自由の国アメリカ?





「お前ってストーカー気質?」

「さぁ?」

「若干…いや、かなりひくぞ?」





あ、奏汰本気でドン引きしてる…。





あたしはいろんな意味でショックだけどね…。




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