幼なじみは俺様彼氏
いい加減、自覚してくれ…。




モデルになっても、自分が最高カワイイとは少しも思わねぇのな…。





楓らしくていいけど。





「あたしだって心配なんだから!!奏汰にだっていっぱい寄ってくる人いるでしょ?」

「まぁ。」

「信じてるよ?でもさ…こっちの人は大胆じゃん…。」





なにこれ…。




カワイイー…。





「心配すんなよ。俺のなかでは楓以上の女なんかいないから。」

「ゔぅ〜…。」





昨日くってねぇし…。




ホンキで襲いそう…。





「絶対だよ!?…離れないでね?」





はい、もう我慢の限界。




上目遣いなんか卑怯だろ?




「そんなカワイイこと言うから…食っちゃいます!」

「え!?…ちょ、奏…汰…」




飛行機まであと1時間半…。




優しく、楓を安心させるように触る。




いつもよりずっと甘い楓の声。





まぢ好き…。




だから…。










「楓、飛行機まであと40分だからもう行くぞ。」

「ん〜…。」





こっから空港は近いけどな?




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