幼なじみは俺様彼氏
そんなに焦った顔されたら余計したくなったんですけど…。




でも、隠れてシャッターチャンスを狙ってる人がいるからしない。





「奏汰、妻にだけただいまかよ!!親にも言いやがれ!!」

「ただいま〜。」





全然目に入ってなかった親父と香保里に挨拶をして、車に向かった。




俺の荷物を1つ持つ楓は妻っぽい。




最高の気分。






車の後部座席に2人で乗った。




他のみんなは先に別荘に行ってるらしく、俺らはこのまま直行。




ちなみに、別荘は親父が買った。




去年は人がうざくて失敗したから旅行のために買ってしまったらしい。





「奏汰眠いでしょ?ちょっと寝たら?」

「ん…。肩貸して。」

「いいよ。」





幸せ〜…。




時差に苦しみたくないから、少し寝ます…。








しばらくして楓に頭を殴られて起きると、デッカイ別荘が1つ。





周りには誰もいない。





親父…どんだけ金余ってんだよ!?





「お前と楓の部屋案内するから来いよ。」

「おぅ…。」





いくらしたかは絶対聞かないよ…。





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