幼なじみは俺様彼氏
楓は気づかない方が幸せだ…。





「あー!!隠れてなにやってんの!?」






み、見つかった…!!




しかも咲々さん…!!





「2人にも飲ませちゃえ♪」

「結婚祝い〜!!」

「え、おい…待て…」

「「待たな〜い♪」」





台所から引きずり出されて輪の中心に座らされた俺と楓。





「飲め〜!!」





はい、もうアウト。





隣を見たけど、楓もアウト。





一回飲まされたらジャンジャン飲まされる。





コップが空になる隙なんてない…。





ごめん、神楽…。








なんかもう、だんだん楽しくなってきた。





酒って怖い…。




「あたしこんなに飲んだの久しぶり〜♪」





楓も楽しんでるしいっか♪





「は!?なにこれ!?」





夕方くらいに広間に来た神楽は、すぐ部屋に戻った。





作る人もいなくて、夕飯なし。





腹減らねぇからいいや。






「洸チャン、明日も怒られるな!!」

「まだ9時〜」

「残念、もう夜中の1時!!」

「うそ!?ま、いっか♪」





洸輔はそのまま飲み続けた。




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