幼なじみは俺様彼氏
「神楽ん家行ってくる!!」

「送るよ。」

「大丈夫だって!」

「氷張ってるから危ないじゃん。いーから!!」





神楽ん家まで香保里に送ってもらった。




チャイムを鳴らしたら、すぐドアが開いた。





「いらっしゃい!今洸輔も来てるよ。」

「意外と静かだね?」

「今は冷戦状態…。」





ゆっくり中に入ってリビングのドアを開けた。




向かい合って睨み合ってる神楽の両親と洸輔発見。




確かに冷戦…。





「こんにちは…。」

「楓ちゃん。久しぶりね!結婚おめでとう!!」

「活躍ぶりもよく見てるよ。」

「ありがとうございます!」





嬉しい♪




じゃなかった!!





「楓からも洸輔がどんな人が言ってやって!!」

「えっと…。」





これって大事なことだから美化しないで素直に言うべきだよね?





嘘つきません!





「洸輔は…あたしより長くモデルやってるのに全然売れないし、デリカシーないし、バカです。」

「お前何しに来たんだよ!?」

「洸輔、楓に任せてみて!!」





焦り出した洸輔を神楽がなだめる。



< 408 / 446 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop