幼なじみは俺様彼氏
「ベリーハード…。」

「ソウタ、ガンバッテ!」

「ジョニー…ありがと。」

「アリガトッテ、ナンデスカ?」





少し前から俺の専属運転手になったジョニー。




俺の為に日本語の勉強までして励ましてくれるイイヤツ。




でも…まだ知らないことが多くて疲れるよ…。





「ソウタ、ウザイッテナンデスカ?」

「…そんな言葉は知らなくていいさ。」





きれいな日本語しか教えない優しい俺。




でもお願いだから眠らせてくれ…。











それからさらに1ヵ月がたった。





バレンタインも過ぎ去った。




はやくトップになるべく日々頑張ってる。





「疲れた…。」

「ソウタ、ドンマイ!」

「…どーも。」





ドンマイって…。





大丈夫、お前に悪気がないのはわかってるさ、ジョニー…。







そんな地道な努力を続けてるうちに、今や二番手。





あと少しだ。




あと少しで手が届く!!





そんなとき、俺にチャンスが巡ってきた。





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