幼なじみは俺様彼氏
「はじめまして奏汰。」

「初めまして、エド。」





今、世界一のモデルのエドと一緒の仕事。





初めて会ったけど…親父並のオーラを持ってる。






「先に宣言します。俺は、この仕事であなたを抜く気満々です。」

「へぇ!それは楽しみだ。それにしても…君は確かに特別な感じがする。」






当たり前だ。




俺はお前を抜く男だからな。





「嫁が日本で応援してくれてるんです。絶対やりますよ。」

「はは、楽しみにしてる。」





かっけーな、おい!!




でも…やってやるよ。





「もしもし、楓?」

「はい!どうしたの?」

「声が聞きたくなった。どう、調子は。」

「大丈夫だよ!つわりもね、落ち着いてきたの。」





前はひどいって言ってたもんな。




それは良かった。





「じゃあな。」

「?うん!」





正直ちょっとビビってるけど、今ので少し安心した。





やっぱり楓が一番の活力だな。





本番は2ヶ月後。





はぁ…心配。





< 416 / 446 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop