幼なじみは俺様彼氏
つか…夕方!?




どんだけ寄り道したんだ?





楓のあとに続いてリビングに入ると、




パーン!!


「「奏汰おかえり〜!!」」




クラッカーが鳴って、みんなが立ってる。





親父と楓と香保里はもちろん、




洸輔、神楽、郁、紗和、夏輝さん、咲々さん…。





聞いてねぇよ、こんなの…。




急すぎてウルって来ちゃったじゃん。





「奏汰…約束、守ってくれてありがとう。はい!誕プレ!!」





カワイイから、耳元で『あとで可愛がってやるよ』って言ったら赤くなってた。






そのあと、次々とプレゼントをもらった。





…このトーテムポールは誰からのだよ…。







とりあえず、全部を部屋に置いてリビングに戻った。









一時間後…。




これって、俺の帰国祝いじゃねぇの?




なんで旅行と同じ恐怖の宴になってんの?





神楽と楓は妊婦2人でウーロン茶飲んでる。





「奏汰飲め〜!!」

「飲まねぇし!!」

「お前もう19じゃん♪」

「19はまだ未成年だっつの!!」





バカにも程があるぞ、親父!!




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