幼なじみは俺様彼氏
ここにいたら危ないから、妊婦に混ざることにした。




楓の隣に座ると、楓は俺の好きな飲み物を手渡してくれた。





「あはっ、超夫婦じゃん!!」

「そう?それより神楽、洸輔飲んでるけどどうやって帰るの?」

「うそ!?洸輔死刑!!…パパに頼む〜…。」





また怒られそうだな、洸輔。






でも俺も免許とらなきゃ。




チビ産まれたら絶対必要。





「明後日から教習所行く。」

「明日じゃないの?」

「明日は検査あるから♪」

「奏汰愛してる!!」

「俺も。」

「バカップル〜!!」





やっぱり?




バカップルか…。






「奏汰、赤ちゃんの性別どっちがいい?」

「女。」

「あたしは男がいい〜!!」

「男…。」





確かに、親父みたいになれたらかっこいいけど。





んー…。




どっちでもいいや。





「出産近づいてきたら性別もわかるんだけど、聞かないことにした。ね、神楽!」

「ね〜!!そのほうがおもしろいし!」





…なるほど。




でもな〜…洸輔ん家と同性がいいです…。





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