幼なじみは俺様彼氏
初デート
◎奏汰




ヤバい…。




今の俺は忙しい。





楓がうちに来てから2週間たったけど、ろくに会えてない。






「奏汰、よろしく!」

「よろしくお願いします!!」





仕事場ではちゃんと猫かぶって笑顔。





「お疲れだね、奏汰。」

「郁…。」





実は郁とも仲良くなった。




家帰ったらいたりするし。




楓のマヌケな話しも聞きましたよ。




隣だったとかありえなくね?





郁は俺の素も知ってるからやりやすい。





「俺きっと楓不足。」

「超人気モデルは大変だな!夜もお預けだろ?」

「眠くて寝ちまうんだよ…。」





あれから楓はちょくちょく家に来る。




1回泊まったけど、俺が寝てしまった。





「郁はいつも潤ってんな?」

「まぁね?話聞きたい?」

「妹のとかまぢ無理…。」





とくに紗和みてぇな妹のそんな話聞きたくない。






「明日は?」

「夜だから学校行ける!!」




楓にも知らせたし。


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