幼なじみは俺様彼氏
◎奏汰



「じゃ、行ってきます。」

「行ってらっしゃい♪」






ただいま9月。




楓の誕生日も終わり、チビはどんどんでかくなってる。




俺は仕事を再開。





チビが産まれるまでは日本から出ないつもり。





あ、ちなみに免許取りました!!




まだ若干危なっかしいけど…。





「奏汰!!」

「ユウキさん。」





実はこの人と仲良くなってしまった。




意外と気が合うんだな、これが。




ちなみに、何日か前に子供が産まれたらしい。





「まだ産まれたばっかなのに仕事するんですか?」

「おう。俺はね、まだまだ稼がなきゃならんのよ。お前は既に貯金がハンパないんだろうけど。」





貯金…。




ま、ハンパねぇな。




使い道がないし。




19のガキの貯金ではねぇな。






「まぁ、家でも買ってやりますよ。生きてるうちに使えるだけ使わなきゃ残るから…。」

「お前…いくら…いや、言ったら敗けだ!!」





この人意味わかんないけどイイ人みたいだ。





洸輔と同じ人種らしい。






< 436 / 446 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop