幼なじみは俺様彼氏
部屋に行って髪を乾かしてもらう。




「奏汰の髪ってサラサラだよね…。羨ましー。」

「そ?」





楓も充分サラサラじゃね?





「あたし、奏汰の髪乾かすの好きかも♪」

「ふーん?じゃ、また乾かせよ?」

「うん!!」





ってか楓ドライヤーうまい。




気持ちいい。





「はい終わり♪」

「楓ここ。」





俺はいつもみたいに足の間に楓を座らせて後ろから抱きしめる。





「やっぱこれー…。」

「ねぇ、奏汰…。」

「ん?」

「あたしと付き合ってることって世間には内緒?」






そういえば…。




考えてなかった。





俺は別に困んないし、むしろ公にしたほうがいい。




でも楓は一般人。





どーすっかな…。





「その話さ、また今度。」

「そっか。わかった。」






そのあとはもう、イチャイチャしまくり…。




のハズだったのに、親父に邪魔された。





「死ね、クソジジィ…。」

「俺の酒に付き合え!バカ息子!!」

「奏汰〜あたし寝るね…。」




部屋から引きずり出されて、親父と香保里のデートの話を聞く俺。




楓は先に寝たし…。



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