幼なじみは俺様彼氏
そのまま屋上に向かう。




あたしは屋上が好き。





なんとなくだけど…。






「ひどいよ、奏汰…。」





奏汰は慣れてるかも知れないけど、あたしは初めてだし。





それに…好きだから…。





『お前なら…彼女で良いよ?』





あんな言葉もいらなかった。






あたしは、朝のSHRが始まっても泣いてた。






2時間目が終わる頃。






教室に戻った。






「あ、楓!どこいってたのー…って…。3時間目サボろっか。」






あたしの顔を見て、何かを悟った神楽があたしを連れて保健室に入った。






「先生、これから女の子同士のお話し!!」

「あら…じゃあ奥の部屋使っていいわよ。」






優しい先生だ…。







「で。どうしたぁ?」

「神楽〜!!」





あたしは、さっきの出来事を話す。






「まぢで!?」

「ん…。」

「ひっどー…。洸輔に叱ってもらわなきゃ!!」






洸輔と奏汰仲いいんだったね…。





忘れてた。





「でもさ。まだ奏汰くんの気持ちはわかんないね?」



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