幼なじみは俺様彼氏
ライバル
◎奏汰




楓の誕生日から1ヶ月。




またまた忙しかったりする俺。



楓に触りてぇ!!



テンション下がるわ…。




そして、もうひとつテンション下がることがある。






「奏汰クン♪ご飯いこ?」

「すいません、彼女いるんで…。」

「えぇー…。」





キモイ…香水臭い…。




同じモデルの高野 麻衣。




最近よく撮影が一緒。




それで言い寄ってくる。




でも楓のがカワイイ…。





俺らのことは結局、何にも乗らなかった。




うまくバレなかったらしい。




複雑だけど…。






「じゃあ一緒に帰ろ?」

「噂になったら困りますよ。」

「ってか同い年じゃん?敬語やめよ?」





うぜぇ…。




はやく家帰って楓に癒されたい。





あの日から、忙しくても俺らはラブラブ♪




仕事にもハリが出ますよー♪





「ねぇ、奏汰クンって桐野学院だよね!?」

「そうですけど…。」

「転校することになっちゃった♪」





まぢかよー…。




最悪。



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