幼なじみは俺様彼氏
そのあとは香保里に任せて俺は楓と先にメシを食う。




しばらくして不機嫌な親父と笑顔の香保里が降りてきたけど…




あえて聞かない…。





「楓…風呂。」

「うん、行ってきな?」

「楓も一緒。」

「ムリ!!」





ですよねー…。




仕方なく一人で入る。




あの麻衣って奴…。




余計なことしねぇよな…?



いや!!




俺が表で真面目にしてる限り大丈夫だ!!





「楓サン風呂どーぞ。」

「はいはーい♪」





俺は髪を乾かして楓を待つ。





「奏汰ぁぁぁぁぁ!!」

「楓!?」




風呂場からいきなり聞こえた叫び声。




つか、こんなデカイ声出んのな…。





慌てて風呂場に行く。





「楓どうし…ぅわっ!!」

「ヤバイよ、虫!!まぢキモイ奴!!」

「虫かよ…。ちょっと待ってろ。」




そばにあったティッシュを使って虫をとる。




ゴミ箱に捨てたら楓がため息をついた。





「はぁー…。良かったぁ…。ありがと奏汰♪」

「別にいいけど。楓、今の自分のカッコわかってる?」

「へ?…やぁ!!」





やぁ って…。



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