幼なじみは俺様彼氏
あと!?




なぜ聞く!?




親だろーが!!



まぁどっちかと言えば友達っぽい親だけどさ?




ニヤニヤして聞くなよ…。




「秘密。」

「避妊はしろよー?」





まだヤってねぇし!!





あのふたりは絶対わかってやがる…。




ムカツク!!





俺は部屋に行って楓を待つことにした。






「奏汰ー。ただいま!!」

「おかえり。」

「髪乾かして!!」

「おいで。」





何もなかったようにしようとしてますが…。




顔真っ赤なの気づいてます?





「楓。」

「ん?」

「さっきのイヤだった?」

「……………。」

「ごめんな?」





楓がイヤだったんなら、ショックだけどな。




でもちょっと気になったから聞いてみる。





「…イヤじゃ…。」

「聞こえない。」

「イヤじゃなかったよ?初めてだからビックリしたけど…。」





照れたように笑う楓を見て俺も危うく照れそうになった。





「香保里と親父になんか言われたか?」

「言われてないけど…視線が…。」




最低な親だ…。




楓にくらいやめておけ!!



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