幼なじみは俺様彼氏
「ねぇ、楓ちゃんって奏汰クンの彼女なんでしょ?」

「うん。」

「みんなから聞いたよ?」




だからなに…。




関係ないじゃん…。





麻衣ちゃんといるとなんか嫌な予感がするんだ…。





「神楽ぁ…。」

「なにー?」

「…なんでもなーい…。」

「なにそれ?」





ただのあたしのヤキモチだよね…?




そう思いたいから神楽にも言えない。





「奏汰仕事だぁ…。」

「なんと、洸輔も仕事でーす♪」

「明日雨だ!」

「だね!」




なにやら、洸輔も本気でモデルをやる気になったそうです。




ま、奏汰には敵わないけど♪





チラッと麻衣ちゃんを見ると、男子に囲まれてた。




まぁ、当然だ。





「はぁ…。」

「楓幸せ逃げるよ?」

「…今日は家帰ろー…。」

「話噛み合ってなーい!!」





なんか、今日は奏汰に会っても楽しめないかも…。





麻衣ちゃんの顔思い出すし…。





「ね、久しぶりに楓ん家遊びに行きたーい♪」

「いいけど、汚いよきっと。ずっと奏汰ん家いたし。」

「猫は!?」



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