幼なじみは俺様彼氏
◎楓




なに、このメール…。





こんなこと知ってるよ…。




ってか、あたし写ってますけど…?




しばらく布団で泣いてた。




「もしもし、楓?」





神楽から電話がかかってきた。





「もしもし…。」

「奏汰クンから連絡来た?」

「してくるわけない…。」

「はぁ!?あんだけ言ったのに…。」

「何が?」

「なんでも!!」





神楽…。




今、電話でもわかるくらいブラックだったよ!?





「神楽ー…あたし、この場面生で見た…。」

「うそ!?ちょっといろいろ聞きたいから、家に来て!!学校のものも持ってきてね?」





わかった、と言って神楽ん家に行く用意をした。




奏汰は家にも来ないし、電話もしてこない。





麻衣ちゃんとは居れるのに、あたしにはメールする時間もないの?





また泣きそうになる。





急いで神楽の家まで行った。




「いらっしゃい!!あがって!!」

「ん…おじゃまします…。」




神楽の部屋には洸輔もいた。



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