幼なじみは俺様彼氏
「洸輔…。おはよ…。」

「こんばんわだし…。相当キテます?」





そう言って洸輔は笑ったけど、心配とか焦りが隠しきれてないよ?





「で!!早速だけど、この場面生で見たって!?」

「うん…。」

「まぢかよ!?」

「買い物の帰りに…。」





神楽と洸輔に、見たものや今の気持ちを全部言った。




やっぱり、涙は出てくるんだ。






「あのバカ…。」

「あたし、どうすればいいかわかんない…。奏汰のこと大好きなのに信じられないよ〜…。」





2つの気持ちがグルグルまわる。





「まず…楓のことは神楽が全力でサポートするから安心して?」

「ありがと…。」

「あと、奏汰クンのことは洸とか郁に任せな?」

「実はさ、俺んとこに奏汰から電話あった。楓をサポートしろって。」






そうだったんだ…。





でも、なんで奏汰本人からはなにもないの?






「なんで…あたしにはメールの1つもないのぉ…!!」

「楓…。」





こんなに、痛いの初めてだよ…。




奏汰…どこ?



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