花嫁の証

「なーんだおいおい
お前らその兎の
どこが可愛いんだよ!」


「ありえねぇ〜っ」



「咲矢君可愛い〜っ」






騙せたか…
はぁぁ〜




あたしは席について
咲矢を睨む




「あ……はは……」



咲矢は空笑いしながら
あたしから視線を外す




「咲〜矢〜…………
あんな何仕出かして
んじゃ!!」





あたしは咲矢の鼻を
掴んで引っ張る





「え!?いひゃ!!
ごめんって!」



咲矢が謝ったから
許してやるか






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