花嫁の証


「え!?…ちょっ…
咲矢また明日〜っ!!」



聞こえたかな…?笑

てかいきなり何?
帰ろうとかなんとか
言いなさいよ…





「やべーな…」


空夜君が立ち止まる




「どうしたの?」


あたしが顔を上げると
いつにもなく
眉間にシワを寄せる
空夜君の顔があった





「わりぃ…
もっと早く出てれば…」




え!?
何のこ………っ!?



ドクン…ドクン、ドクン…



首筋が熱くなり
傷口を押さえる




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