花嫁の証

「開いた!!
空夜!!」


俺の手を引っ張り
ヴァンパイアの群れから
引き上げる



そして振り返り
ザシュッ、ダンッ、ダンッ




剣と銃弾が敵に向かって
放たれた






「このままあいつを狙う」

俺の言葉に頷いて
咲矢は隣に立つ




「相棒!いこーぜ!」


咲矢はそう言って
ニッと笑った




「はっ!そりゃいい…
相棒……」




こいつにはそれだけ
力がある




「取り返すぞ」


「あぁ!!」





俺の言葉に力強く
答えて俺達は
走り出した







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