花嫁の証


「あー空夜君の席
どうしましょうね

席が開いてないのよ
どこかに席付けるから
好きな所座っていいわよ」



先生は席を空夜君に渡した




「なら決まってます」




そう言って
近付いてくる






え…
止めてください



女子敵に回す
とか無理だし!





そんな願いも空しく
空夜君はあたしの
隣りに座った



結局三人席になった
周りの目が痛いよ…





隣りを見ると
空夜君が悪戯っぽく
笑いかけてきた





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