観念世界
夢喰いバクさん
夢喰いバクさん
まどろみちゃんがしごとの帰り、いつものように川に足をつけて涼んでおりますと、夢を食べるバクさんが向こうから歩いてきました。
「バクさん、バクさん、こんにちわ」
まどろみちゃんが声をかけました。
「おやまどろみさん、こんにちわ」
それに気づいてバクさんは返事をしながらまどろみちゃんの横に座って自分も川に足をつけました。
「お隣いいかい?」
「もちろんよ」
バクさんは気持ちよさそうに目を細めて、川の冷たさを感じているようでした。
「この川は冷たくてとても気持ちがいいね」
「そうよ。いつでもこの川は冷たくて気持ちがいいの」
まどろみちゃんはぱちゃぱちゃと足で水をけり上げながら言いました。
「気持ちがいいのはいい事ね」
「そうだね。気持ちがいいのはいいことだ」
まどろみちゃんがしごとの帰り、いつものように川に足をつけて涼んでおりますと、夢を食べるバクさんが向こうから歩いてきました。
「バクさん、バクさん、こんにちわ」
まどろみちゃんが声をかけました。
「おやまどろみさん、こんにちわ」
それに気づいてバクさんは返事をしながらまどろみちゃんの横に座って自分も川に足をつけました。
「お隣いいかい?」
「もちろんよ」
バクさんは気持ちよさそうに目を細めて、川の冷たさを感じているようでした。
「この川は冷たくてとても気持ちがいいね」
「そうよ。いつでもこの川は冷たくて気持ちがいいの」
まどろみちゃんはぱちゃぱちゃと足で水をけり上げながら言いました。
「気持ちがいいのはいい事ね」
「そうだね。気持ちがいいのはいいことだ」