新たなる神話

鬼：誰だ!!そこにいる者はっ!!・・・あ、あなたはっ!!


鎮圧部隊の鬼が３匹急いで近寄る
その鬼たちの肩を借りることで、やっと立っている者がウルスラグナに近づく
そう。アータルである


ウルスラグナ：アータルっ!!大丈夫かっ!!?
アータル：はい・・・不覚をとりました・・・


スラオシャ、ラシュヌ、ミスラも駆けつける


ラシュヌ：何があったんですか!?
ミスラ：正規部隊と言えば天帝軍の中でも、選りすぐりのフラワシを集めた部隊。この部隊で歯が立たないとなると、天帝軍が１００人救援に来ようが無理だよ

スラオシャ：とりあえず、体を寝かせましょう


アータルが地面に横たわる


アータル：四天王の名はドゥルジです。ハエを使い魔とします・・・呪文を唱えると、ハエが集まり鳥獣となりました・・・

ウルスラグナ：鳥獣!?空から攻撃されたわけか・・・通りで大打撃を受けたわけだ

スラオシャ：どんな鳥獣だったんですか!?

アータル：上半身は鷲、下半身はライオン・・・もちろん、翼があります

ラシュヌ：スラオシャ。何か知ってる!?

スラオシャ：それは、おそらくグリフィン。フランス語ではグリフォン。

ミスラ：なんかよく物語とかに出てくるヤツだ。名前はよく聞く

スラオシャ：天上の神々の車を役目とするんです

ウルスラグナ：神の使いって感じか・・・

ラシュヌ：勝てるわけないじゃん(ゴーン!!)

ミスラ：出た。ラシュヌのあきらめ発言

スラオシャ：・・・

ラシュヌ：だってさ、その神の使いのグリフォンもそうだけど、それをテゴメにするほどのヤツだぜ!?ドゥルジってのは。神様クラスの力じゃねぇか

ウルスラグナ：よし。・・・悪神界の本拠地は見なかったことにしよう(ばびゅーん!!)


だああぁぁぁ(スラオシャ、ラシュヌ、ミスラがズッコケる)


スラオシャ：今さら何言ってるんですかっ!!もう天界に報告したじやないですかっ!!

ウルスラグナ：だ、か、ら、｢やっぱあれなしで｣って言えば、まだ間に合うんじゃない!?

ミスラ：間に合うかーっ!!