新たなる神話
と、城門を抜けようとしたとき・・・


アカマナフ:悪いが、その聖水使わせるわけにはいかぬ・・・

アープ:え!?


アープを城門の内側で待ち伏せていたアカマナフが、黒霧杖で攻撃する


アープ:あ・・・か・・・


黒霧杖から出た黒い霧がアープの口から体内へ入っていく・・・


アカマナフ:ふふっ・・・この黒い霧は体内に入ると毒の働きをするのだ・・・


ヴゥン・・・空間が歪み、アカマナフが姿を消す


アナーヒター:アープっ・・・


アナーヒターがアープに近づく。アープが倒れそうになるのを抱きかかえる。体内に黒い霧を取り込んだアープはアナーヒターの腕の中で、ぐったりとしている


アープ:ア、アナーヒター様・・・聖水です・・・

アナーヒター:おつとめご苦労です・・・


アープがゆっくりと目を閉じる。そして、アープは光となって消えていった・・・

その頃、アジ・ダハーカは相変わらず、地獄の豪火で討伐隊を近づけないようにしている


アナーヒター:コレはアープの命です・・・聖水よ・・・邪悪なる地獄の豪火を消せ・・・
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