新たなる神話
アンラマンユ:ぐぬぬぅ・・・


さすがのアンラマンユも草薙の剣が体に貫通しては、致命傷を受ける

アンラマンユが息も絶え絶えに話す


アンラマンユ:ギロっ(天帝を睨む)・・・よくぞ余を倒した・・・だが、勝ったと思うなよ・・・我ら悪神は死なぬ。封印されるのみ・・・そして、人間の心にも必ず、すさんだ部分がある・・・すさんだ心がある限り何度でも蘇る・・・


ふしゅ〜っ

アンラマンユが黒い霧となって消えていく・・・


ウルスラグナ:コレで終わりだ・・・堂々とした正義の勝利だっ!!

スラオシャ:ま、堂々と言っても、1対1で倒したわけじゃないですけどね

ラシュヌ:確かに、最後は集団リンチでボコスカみたいな感じだったもんね

ミスラ:おまけに弱ってる相手を

ウルスラグナ:そういうことを言うなっ!!イメージが悪くなるだろうがっ!!(ばびゅーん!!)それに勝てりゃなんだっていいんだよ


ゴゴゴゴゴ・・・

城が揺れ、天井が落ちてくる・・・

そう。悪神界の本拠地である城の大崩壊が始まったのだ


天帝:速く逃げよ・・・余は先に天界で待っておる・・・


ピシャーっ

光とともに天帝が姿を消す


ウルスラグナ:え!?オレたちも一緒に連れてってくれないの!?

スラオシャ:ココ5階ですよ・・・無事に階段降りて脱出なんてできるわけないだよーっ


スラオシャ、最後の田舎もんである
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