新たなる神話
ココはアナーヒター宮殿、「神の間」である。ココには女神アナーヒターがおり、部屋の中は海や川などの植物や魚類が入った大きな水槽がある。

今、アナーヒターは植物に水をやっている。


アナーヒター:・・・っ!!コレはっ!!悪棲の封印場所で何かが起きているっ!!


そう。水を司る神アナーヒター。さっきの蓮は情報網の役割も果たすのだ。

さっそく使いの者を天帝に出した。使いの者とは、アナーヒターの片腕として名を馳せたアープである。ちなみにアープとは水を司る女神。

お話変わって、「天帝の間」では、天帝を始め、討伐隊、ウォカマナフそして側近のティシュトリヤがいる。

ティシュトリヤ:それは、まことですか!?

アープ:我が主アナーヒターの言葉です。間違いありません

ティシュトリヤ:悪棲が蘇ると一大事・・・さっそく討伐隊には向かってもらいましょう。ウォカマナフよ

ウォカマナフ:はっ!!

ティシュトリヤ:配下を数人先行させておいて下さい

ウォカマナフ:承知いたしました。

こうして、討伐隊が天帝の宮殿を出動。と、その前に事前に敵の場所や人数、動きなどを把握するためウォカマナフの配下が3人先行した。いわゆる斥候(せっこう)である。
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