新たなる神話
またまた場所が変わって、ココは吉備国。悪棲封印の剣を探しているタルーマティ、アエーシェマ率いる部隊をウォカマナフ配下が捉えた。

アエーシェマ:・・・。ねずみが3匹・・・ザコだろう。オレがやるっ!!

タルーマティ:待って。あたしがやるわ。ヤツらが死んだらココに我々がいることがバレるわ

アエーシェマ:どうする気だ!?

タルーマティ:ふふっ・・・この水晶を使うの

アエーシェマ:ふんっ!!幻影の術か。任せよう

タルーマティ:トド〜ケトド〜ケ、コト〜バトド〜ケ(オイ)ココ、吉備国には悪神たちはいない。悪神たちは九州に向かい、熊襲建(くまそたける)の復活へと向かった。


ウォカマナフ配下3人の耳にどこからともなく、タルーマティの声が聞こえる。水晶を通して離れた場所から言葉を直接送っているのだ


ウォカマナフ配下:吉備国には悪神たちはいない・・・悪神たちは九州に向かい、熊襲建(くまそたける)の復活へと向かった・・・


こうして、タルーマティの幻影の術に落ちたウォカマナフ配下は吉備国に向かっている途中の討伐隊に報告する
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