新たなる神話
アエーシェマ:ええ〜いっ!!チマチマ探したところでラチがあかんっ!!ぬえいっ!!

グラグラっ!!地面が揺れる。そう。アエーシェマが三又槍で地面を突き、地響きを起こしているのだ。地面を揺らし、その衝撃で封印の剣を地面から地上に出そうとしているのだ。なんともアエーシェマらしいやり方である

ウルスラグナ:なんだ地面が揺れる

ラシュヌ:アエーシェマだっ!!アエーシェマが揺らして・・・うお

スラオシャ:早く止めないとっ!!力任せに封印を解こうとしてるっ!!

ミスラ:そんなこと言ったって

タルーマティ:アエーシェマらしいわね。

アエーシェマ:火炎弾っ!!


アエーシェマが口から球状の炎を吐く。その火炎弾が周りの岩山や崖に当たる。もはや手当たり次第である。

そして、その火炎弾の一つが湖の中に浮かぶ小さな島のようなものにぶつかったときっ!!

湖に大きな波がいくつも立つ


ウルスラグナ:まさか・・・

スラオシャ:復活してしまっただーっ

ラシュヌ:出た。スラオシャの田舎もん。

ミスラ:ま、出ると思ってたけど

そこへ、水神アールマティの片腕である女神アープが到着した

アープ:湖の真ん中にある島みたいなのっ!!あれに悪神を近づけてはなりませんっ!!でないと悪棲がっ・・・げ復活させちゃったの
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