ゆるくキミを愛す



「お茶…飲みてー。」


「だから,何。」



にへらと笑ってゴロゴロ。



催促してるらしい,こいつは。



家政婦じゃあ有るまいし,お茶くらい自分で取って来い。



雑誌に手を付けて彼の願いと存在をスルーした。



ぺたりと床に引っ付く彼はナンバーワン。



ホストクラブじゃないよ,無気力人間ナンバーワン。




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