自伝
ラストに必ずスローな曲で、ガックンが歌い、みんなそれぞれお目当ての男の子と踊る。
それがいつもの流れ。
私はあまり、踊らない。
おしゃべりしていた方が楽しいから
「踊らないの?」
「踊るの…?」
「おいで」
早瀬さんとは違うけど。
悟史さんの『おいで』は多分…
リードしてくれる言い方
だから気が付くといつも、悟史さんのペースに乗ってしまう。
今日もやっぱり…
悟史さんと踊ってた
「ねえ」
「ん?」
「名前…呼び捨てしてもいい?」
「あぁ…
そっちの方が、しっくりくる(笑)」
腰に回した悟史の腕に力が入って、私の体を引き寄せた。
「どうしたの?さっきのが原因?」
「いや…いい匂いだなって…」
「…」
曲が終わった。
いつの間にか、さっきの看護婦さんは居なくなってた。
予定通りお店のみんなで、ゴルフの練習に行く事になり、何故か私もやっぱり行くハメになった。
それがいつもの流れ。
私はあまり、踊らない。
おしゃべりしていた方が楽しいから
「踊らないの?」
「踊るの…?」
「おいで」
早瀬さんとは違うけど。
悟史さんの『おいで』は多分…
リードしてくれる言い方
だから気が付くといつも、悟史さんのペースに乗ってしまう。
今日もやっぱり…
悟史さんと踊ってた
「ねえ」
「ん?」
「名前…呼び捨てしてもいい?」
「あぁ…
そっちの方が、しっくりくる(笑)」
腰に回した悟史の腕に力が入って、私の体を引き寄せた。
「どうしたの?さっきのが原因?」
「いや…いい匂いだなって…」
「…」
曲が終わった。
いつの間にか、さっきの看護婦さんは居なくなってた。
予定通りお店のみんなで、ゴルフの練習に行く事になり、何故か私もやっぱり行くハメになった。