自伝
常識はずれの相手の母親や、その彼氏に悟史さんはかなり、いい思い出がないようだ…


「どうする?警察呼ぼうか…」


「そうだな…アイツら絶対武器持ってるから…」


警察には私が近所の人のふりをして電話した。


「誰かが棒を振り回して暴れてます」


それから、5分もしないうちに警察が到着した。


他の部屋に住んでる人が状況を説明してた。


私達は留守のようだと説明してた。


木刀を持っていた男は警察に連れて行かれた。


奥さんはこの部屋の女に旦那を取られたと大騒ぎしてた。


警察官に促され、散々暴れて帰って行った。


よく朝、近所に謝って回った。


騒ぎを知った大家からは出て行くよう言われた。


何とか、説得をして理解はしてもらったけど


また、いつ来るかわからない。


「綾…もう店辞めた方がいい。車もばれてるし、何されるか分かんないよ…」


「うん…でも、そしたら生活出来ないよ」


「俺が頑張るから!」

「分かった」


そうして、私も店を辞めることにした。
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