自伝
子供達は経済的な事から亮が引き取った
慰謝料をもらわない代わりにカード会社の支払いを亮が払う事になり、事実上私の考えていた通りになった。
車も私が所有していいことになった。
帰るころになって
「送って行くよ」
「じゃあ、途中まで乗せて行って」
車の中で亮がさっき離婚したばかりなのに、やり直さないかとひつこかった。
「ここでいいから」
家からかなり離れた場所で降りた
「トイレ貸してくれよ」
「男なんだからその辺で済ませて、じゃあ」
冗談じゃない…
家には悟史さんがいるし
居ないにしても家を教えてたら、またストーカーされる
とっさにそう考えた
「ただいま!」
「おかえり」
「やっと、自由になったね」
「そうだね」
沢山の人を傷つけ
大切だったもの全てを捨てた
今 有るのは2人だけ…
何も怖くない
何も恥ずかしくない
何も…いらない
半年位はここで暮らしたけど、色々あったこの場所は知りすぎてる人が多過ぎて…いつもどこかで暮らし辛く…
お母さんに協力してもらい
お母さんの弟が埼玉でアパート経営をしてるので、そこに移る事にした。
部屋はとても古く、4畳半1つ…
お風呂とトイレは付いてたのが救いだった。
「狭いね…」
「でも、家賃3万8千円で風呂付きは魅力だよね」
常に前向きな悟史さんには、いつも感心する
「悟史さんがいいなら私も平気だよ」
誰も私達を知らない場所
2人なら大丈夫
慰謝料をもらわない代わりにカード会社の支払いを亮が払う事になり、事実上私の考えていた通りになった。
車も私が所有していいことになった。
帰るころになって
「送って行くよ」
「じゃあ、途中まで乗せて行って」
車の中で亮がさっき離婚したばかりなのに、やり直さないかとひつこかった。
「ここでいいから」
家からかなり離れた場所で降りた
「トイレ貸してくれよ」
「男なんだからその辺で済ませて、じゃあ」
冗談じゃない…
家には悟史さんがいるし
居ないにしても家を教えてたら、またストーカーされる
とっさにそう考えた
「ただいま!」
「おかえり」
「やっと、自由になったね」
「そうだね」
沢山の人を傷つけ
大切だったもの全てを捨てた
今 有るのは2人だけ…
何も怖くない
何も恥ずかしくない
何も…いらない
半年位はここで暮らしたけど、色々あったこの場所は知りすぎてる人が多過ぎて…いつもどこかで暮らし辛く…
お母さんに協力してもらい
お母さんの弟が埼玉でアパート経営をしてるので、そこに移る事にした。
部屋はとても古く、4畳半1つ…
お風呂とトイレは付いてたのが救いだった。
「狭いね…」
「でも、家賃3万8千円で風呂付きは魅力だよね」
常に前向きな悟史さんには、いつも感心する
「悟史さんがいいなら私も平気だよ」
誰も私達を知らない場所
2人なら大丈夫