自伝
だいぶ飲んだところで、何人か帰り


陽向君と私ともう2人で残って飲み続けていた。


私の隣に座ってた男の子は余り喋らなかったから


存在すら分からなかった


陽向君が


「石井さん隣の鈴ノ木とも話してやってよ」


酔っていた私も調子良く


「いや~鈴ノ木君いたのぉ?よろしくねぇ」


「ど…どうも」


隣に座ったのが最後

超酔っ払いの私は


多分鈴ノ木君にだいぶ迷惑をかけたはず…


この、飲み会がきっかけで


陽向君や鈴ノ木君ととても仲良くなれた

それから毎朝が楽しみで仕方なく


良く考えれば


ちょっとだけ陽向君に恋してる自分の気持ちに気が付いた…

相変わらず石井さんは釣った魚にはエサをやらない


そんな感じだった。

思い切って


陽向君に告白する事に決めた!


いつものように朝一番で会社に来た陽向君を捕まえて


「陽向君に恋しちゃった…本当は多分経理部で会っ時から…かも…」


ニッコリ笑って


1つ返事で


「俺も」
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