自伝

大人に成る事

コンビニの彼は東大の浪人生だそうだ。
言ってた通りテレビで見た事があるトイレやキッチンが共同で、4畳半一間の凄まじくボロ・・なアパートだった;

お風呂も共同で誰も居ない所を見計らってシャワーを浴びた

「ふぅ…お先でしたぁ♪」

・・・・・・・・・

「綾ちゃん…」

!!まずい!!


「ずっとここに居なよ」

助けてもらったし、今、私が出来るお礼なんて一つしかない
とにかく家には帰りたくなかったから、言う事を聞いておこうとおもった。

それから何度も抱かれて少しウンザリしてた。

3日目

かなり窮屈になって来たから彼に

「ねぇ、500円くれない?」

「どうして?」

「買いたい物があるんだ」

「別にいいけど…」

彼から500円を受け取って

そのままバスに乗り結局、家に帰った。
あんなに帰りたくなかったけど…

バイトもずっと休んでるし、同じ服をずっと着てるのがたまらなく嫌だった。

それに好きじゃない人の相手はもっと嫌だったから。

何もなかった顔で自宅に戻った。
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