自伝
そんな中で


鈴ノ木君だけが、私の心配をしてくれた。


この事がきっかけで鈴ノ木とは、恋愛関係とか関係なく


私の親友でもあり


私の一番の理解者になる


鈴ノ木君が落ち込んだ私を何も言わず、ずっと支えてくれた

突然のわがままにも付き合ってくれてた

陽向君の事が少し気にならなくなって来た頃


石井さんとの間も最悪な方向に向き始めた。


「俺と離婚してくれ」

こんな男に捨てられる事が許せなかった

「嫌」


突然、殴りつけられ床に倒れてしまった

「なんで殴られなきゃいけないの!?」


直ぐに起き上がり私も石井さんに詰め寄った。


「離婚するまで、半殺しだぞ」



やるなら…




………やりなよ



「この女!」


また、床にたたきつけられ足でお腹や腕体全体を蹴りつけられた


隣の部屋で寝ていた春陽が目を覚まして

私のそばにこようとした


「春陽!!来ちゃダメ!!」


まだ、3才の春陽には私はどう見えていたんだろう…
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